うさぎのしっぽ

ふつーの30代OLの日常

月命日の独り言

今日は祖父の月命日。
本当にあっという間な1ヶ月だった。

今年の8月にでき物を見つけて、悪性リンパ腫の診断、9月末に詳細が判明。
そして、10月初めに年越し厳しいかもと余命宣告を受け、11月に旅立つって早すぎてなかなか心の整理が難しいし、まだ実家に帰ると祖父がいるような気がする。

昨晩は月命日も兼ねて、実家の祖母、母と一緒に早めのクリパをするのに実家に帰省し、
今朝は実家から仕事に向かった。

1か月前のあの日も亡くなった祖父の元に駆けつけるために、今日とは逆方向から車を走らせて実家へ向かっていたな。
同じ道のりだから、余計にあの日の
感情が込み上げてきた。

そう言えば、今日みたいに寒い日は
実家から仕事に通う時は毎朝、祖父が通勤の前に凍っている私の車の窓ガラスを綺麗に見える状態にしてくれていたなぁ。

どれだけ甘えてるんだって感じだけど、、

それに加えて、タイヤに異常がないか、パンクしていないかも毎朝チェックしてくれていたと昨晩母から聞いた。

小学校低学年の頃は、登校のとき、友達との待ち合わせ場所まで祖父が毎日一緒に歩いて見送ってくれていた。
あの頃はよく野良犬が出没していたから怖くて祖父に頼っていた気がする。

自転車通学になった中学、高校時代は
今日のように寒い日は家を出る前に自転車の椅子の霜をタオルで拭いてくれていた。

当たり前の日常の中で、当時は気づかなかったけど、こんなにも長い間近くで見守ってくれていたんだなぁと今、思う。

 

生きていればいつか別れがある。
当たり前だと思っていたことも
終わるときが来るし、みんな平等に
経験する。

 

過ぎた過去には戻れないのだから

当たり前の日常を大事にしよう。